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あなたは今より高く跳ぶことができたらどんなプレイをしたいですか？

バスケ、サッカー、バレーボールなど

ジャンプを多様する競技でジャンプ力は大きな武器になります。

残念ながら身長はDNAに依存する割合が高く、努力で大きく変化させることは難しいですが、ジャンプ力は鍛えることで習得可能です。

背の小さい選手でも自分より高身長の選手と勝負することができるようになるための強力な武器と言えます。

今日はジャンプ力を上げるための方法について解説します。

余談ですが筆者は１７０cmですが、バスケットのゴールに向かってジャンプすると腕の中間あたりが当たるところまで跳べていました（二十歳の頃の話です。笑）

このブログを書くのに先立って５週間前からトレーニングを行い、体のバネをはかる検査で+3.2cmのジャンプ力アップに成功しました。

競技としてのスポーツをしなくなって１４年が経ち３８歳になった現在でもバスケットのゴールに手が届くのは科学的な根拠に基づいたトレーニングを見つけては試しているおかげです。

さて、私ごとを挟みましたが部活生とは比べ物にならないほど少ない運動量で、しかも３８歳のおじさんが５週間のトレーニングで結果を出せたのですから現役の学生ならもっといい結果を得られると思いませんか？

こんな長い前置きを書いたのは、あなたにもできると知ってもらうためです。それではそろそろ本題に行ってみましょう。

ジャンプに必要なトレーニングとは？

言わずもがな下半身の筋力が非常に重要です。

スクワットを思い浮かべた人も多いと思います。

ジャンプ力の向上には床からの反発をいかに強くして効率よく使えるかがポイントになります。

例えば、砂場でジャンプ力が下がるのは踏み込んだ力を柔らかい砂が吸収する割合が多く、跳ね返ってくる力が弱いのが原因です。

このような床に力を加えた時に跳ね返ってくる力のことを「床反力」と言います。とても重要な言葉なので覚えておいてください。

ジャンプ力をつけるためにはスクワットをすればいい。

なぜでしょうか？

その答えの一つが大きな床反力を押し返せる筋力が必要だからです。

問題です。

肩の高さからただ落としただけのボールと地面に向かって投げつけたボール。どちらの方が大きな床反力を得て高く跳ね返るでしょうか？

・・・。

・・・。

・・・。

正解は叩きつけた方が強い床反力を得られて高く跳ねます。

しかし、地面に叩きつけた瞬間にボールが割れてしまったらどうでしょうか？

ボールは跳ね返ってこないでしょう。

これがスクワットが重要な理由です。

高いジャンプ力を得るためには地面に強い力を加えて大きな床反力をもらう必要があります。ところが、その大きな力に体が耐えられなければ跳ぶこともできず、体の方が壊れてしまいます。

高いジャンプ力を得るためにも、怪我をしないためにもスクワットで筋力をつけることが大切な理由が少しはお分かりいただけましたか？

続いて体幹の安定性です。

なぜこれほどまで体幹が重要だと取り上げられるかというと、たとえ数センチ足を上げたり、腕を動かす動作であっても手足が動く前に体幹の筋出力が上がる方が先に起こります。

四肢を動かす土台になる体幹が不安定なままでは思うように動かすことができないからです。

スーパーボールの真ん中に柔らかいスポンジが入っていたらどうでしょうか？

地面に叩きつけたとしてもスポンジに吸収されてしまい上手く跳ね返ってこない様子を想像できますか？

もし、体幹が強い床反力に負けてしまえば上手く跳ぶことはできません。

そして、体幹が弱いにも関わらず大きな床反力を使おうとし続けると背骨に過剰な負担を強いることになり疲労骨折に至ることがあります。その症状を「腰椎分離症」と言います。

どんなに体幹が弱くでも必ず骨があり、体幹で受けきれない床反力を背骨でカバーしているとしたらいますぐにトレーニングを考えるべきです。

今日お伝えする最後のキーパーツが足です。

股関節や体幹を強化してどんなに強く床に力を加えようとしても、足が貧弱では上手く床反力をもらうことはできません。

足そのものが衝撃吸収材のようなイメージで、空気の抜けたボールはどんなに強く叩きつけても跳ね返ってきませんよね。

アキレス腱は人体最強の靭帯。つまり、バネです。

このバネを有効に使えるかどうかが足の能力と大きく関係します。

例えば、片足立ちが不安定な状態では床反力が分散してしまい高いジャンプに繋げることができません。形が歪なスーパーボールを地面に叩きつけるとどっちに跳ねるかわかりませんよね。

思いもよらぬ方向に跳ねた力を修正しながらジャンプする選手よりも、狙った方向に安定して跳ね返る力を使って跳ぶ選手の方が高く跳そうなのは簡単に想像できると思います。

扁平足などの選手に多いのがKnee-in Toe-outと呼ばれる姿勢です

踏み込みがこのように崩れる選手は床反力を適切にもらえていません。膝や腰にかなり大きな負担をかけるので早めにご相談ください。

ジュエル整骨院ではジャンプ力アップ特化型のレッスンを行っています。

２〜３人組のグループでお申し込みください。

目標は半年で１０cmです！！

エビデンスに則った方法でトレーニング指導させていただき、２週間に一回通っていただきます。もちろん、その間も自宅で課題のトレーニングをこなしてください。

ご来店の際に経過をチェックしてトレーニング内容を調整したり、個別のアドバイスをさせていただきます。

半年でジャンプ力１０cmアップを目標のジャンプ特化レッスン

半年で全１２回のレッスン

レッスン料：80,000円（半年分）＊分割払いはご相談ください。

＊ご来店は基本的に隔週同じ曜日の同じ時間で固定とさせていただきます。

＊ご予約日の変更は一ヶ月以上前の申告のみ受付させていただきます。

ご予約の条件が厳しいのには訳があります。

時間ができたら行くような塾の通い方はないでしょうし、そんな調子で成績が上がることは期待できないのもご想像いただけると思います。１回でも大きな成長を得られるようにレッスンは行いますが、目標に向けて計画的にトレーニングする意思がない選手に隔週でレッスンをしても自宅で継続してくれなければいい結果は得られません。お忙しい中、親御さんにも納得して時間を割いて送迎していただけるモチベーションがある選手だけ受けていただければと思います。